庄左ェ門窯とは – 土のこだわり

信楽焼の土

楽焼の土

信楽の土の特徴「ザラザラ」とする土の感覚。
少しザラザラしている陶器の土。

信楽の土も同じくザラつきという「味わい」があります。その中にも、いろんな粘土があり、庄左ェ門窯も色々、使っております。

「土たち」の中身は信楽にある粘土屋さんにオリジナルの調合をして頂いています。

その一部をご紹介いたします。

まずは、「石入り土」

石入り土
粘土の中に長石という小さい石を入れている土があります。
中に入っている石を窯で焼き上げると「ぶくっ」溶けてガラス化し小さい粒々がいっぱいでます。
それらの陶器を「石入」と呼びます。
石入り土

更にもう一つ。「特漉し土」

信楽の土で「特漉し」
信楽の土で「特漉し」という土があります。
あんこで言えば漉し餡(こしあん)豆腐でいえば絹漉し豆腐。
土を特に入念に漉してあるのです。
キメが細かく、土の密度が濃く割れにくいのが特徴です。
それに磁器土も少し混ぜ強度が増すように工夫し「松庄オリジナル土」として粘土屋さんに調合してもらっております。
信楽の土で「特漉し」

追伸

信楽の土って採れなくなってきているのですよ。
最近は近くの三重県でも土を採って持って来ているそうです。
大切な原土、大事にします。

信楽焼庄左ェ門窯の信楽焼に対する想いをつづっております。道具・土・窯・人のこだわりも是非ご覧ください。

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