おかみさん手帖

おいらは ここですよ~

彼、毛皮を着てるもんで、暑いのなんのって

「うめぇ~」と、呼ぶと しっぽだけ左右に動く。

梅三、2年目の夏を迎えます

顔も出さない感じ悪い態度も、なかなかの2年目です

私はと言いますと、毎日毎日 朝晩お茶を炊き、食べやすくてパワーのつくものを

考え、食卓には

ご近所さんや、親戚に頂いた夏野菜たちを食卓に並べ

「田舎最高!ふぉ~~!!」と、青椒肉絲やナスの煮びたしを食べるのです。

 

窯場の仕事は体力がいる時期を迎えます。

皆、首や おでこにタオルを巻き、汗をぬぐいながら仕事します。

私もタオルを首に巻きながら銀行に入っていって、「うぉ~~涼しい!よっこいしょ」と

座り、少しこのままでいさせて♡と思い、あさってをみつめます

なぜか そんな時は呼ばれるのが早く、『気持ちを察してくれなきゃイヤイヤイヤ~』と用事を済ませ

とっとと帰ります。

 

初めて綴りますが、私の実家は冷凍食品屋さんでして。

マイナス17℃~の冷凍庫には、コロッケやとんかつ、串カツ等々が出荷待ちをしています。

夏の日は、商品を出すのに冷凍庫へ入ることが さぞ気持ちいい事でしょう!と、思いがちですが全く反対で

寒い中で作業をし、暑いところに出てくると、温度差が激しくて調子が崩れてしまうのです。

もちろん、エスキモーのようなジャンバーに手袋、ボワーが耳までついた帽子もかぶりますが・・・

冷凍庫の中に入ると、鼻の中がピキピキピキ~っと凍り付いていくのがわかります。

製造に半日、工場・機械清掃に半日かかります。

食品会社専用の洗剤でゴシゴシ磨き、水を流し、熱湯を流し、消毒液を流し、アルコール消毒をし、ゴミ一つ残さない。

(順番間違っているかも)

まるでCMで見かける〇〇ホルンリンクルの工場のようです。

エアーシャワーがあり、無菌室があり、マイナスの世界がある。

窯元は全く反対ですね(笑)

1300℃の世界です。ハードコンタクトレンズから、ソフトコンタクトレンズに変えました

OL時代を経験したのち食品会社へ。

実に若かった✨✨そっちかよ!ってな感じですが、

おかみさんたら、そんな過去があったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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