おかみさん手帖

信楽は夢の島ではありません。。。

先日の窯元散策路と信楽座さんとの会議。。に先立ち。
実はもう、少しずづ話を進めてました。。
信楽座の今年の事務局 山田さん(陶芸作家)と二人で
ある登り窯をお持ちのの方に何とかお持ちの登り窯に
作家の作品を展示させていただけないかと、気持ちを伝えに行きました。
奥さんとは面識がある方なのでなんとか作業場には入らせていただき
来春計画中の信楽座のプロジェクトの話を少しずつご説明させていただいている途中。。。
 「市も同じ様な事いうて来とる!」「窯を見せて観光したいと」
 「あっホントですか!いい事やないですか~」
~中略~
 「登り窯もホンマは見せたくないんや!」
 「えっそんな事いわはらんと。。最後まで聞いて下さい。お願します。」
 「観光客みたい無断で敷地に入ってきょる奴もおる!。。。でも、
  ええ人もいはんで。。家まで来てお礼いうて帰る人もいる。」
、「そうなんですか~。まぁ登り窯、見たさで、そ~っと来はるんですね」
 「そんな人ばかりやない!窯のその辺の物、持っていく奴もおる!」
 「えっ」
 「そんな奴まだマシや。お土産、置いていく奴もおる!。」
 「お土産??」
 「大きい方や」
「???」
 「小便やない大きい方や!!」
 「!!!」。。。
言葉が詰まりました。。。なんて説得したらいいか。。。。
「でも信楽も黒壁みたいにならなアカン!」
、「!!!!」「そうですよ~!!!」
  「ああいう観光地になるかは別として活気ある町にしないと、
  このまま終わりますよね!」
 「おお、お前らで何とか頑張れ!!」
、「いや、皆でなんとかしないとアカンのです。」
 「なんとか無理ですか?」
、「トイレと警備はなんとかしますし。。。」
 「トイレ~!市もいうとる半分出しますとか、管理だけお願い
   しますとか!いらんトイレになんでそんな事せなアカンねん!!
   ワシら年四回は草むしったり、松が腐ってきたら業者呼んで
   切ってもらったりしとんねんど!」「トイレはある!!」
、「(家の草むしりは。。。)大変なのは解ります。
  でもしないとアカンのです。町が。。
  毎日が活気ある町は、まだ大変です。自分達の生活もありますし
  でも一昨年から三日間だけですが散策路でイベントをしています。
  お客さんに窯元に触れてもらおうと。。トイレも開放していますし
  その時はそんな苦情は聞いていません。」  
 「警備も作品をただ展示するだけでなく作家が直接説明したいので
  なんとか1人はいるようにしたいんです。。掃除も片付けも作品の
  展示場の為にします!」
 「そんなもん三日以外は…………
  繰り返し×繰り返し。。。
夕食前に行かせていただいたので小一時間でおいとましました。。
 「まぁ考えとく。。。。」
使用させてもらえるか、どうか。。。半々。
これは山田さんも感じた事ですが、かなり今までも同じような事があり、壁を造られた。。心の壁を破れたかは半々と思います。。
信楽は夢の島ではありません。
窯元散策路の‘WA‘と信楽座の皆の気持ち。
観光で来られる方の節度ある行動。
近隣住民の方々のご理解。
今は吹けば飛ぶような。。問題が起これば無くなるような。。
イベントです。なんとか続けていきたいと思ってます。
御協力よろしくお願いします。
そういう状況です。。
PS 散策路の中に公衆トイレはありません。。
をせざるをえない状況を作ってる事も問題です。
今は公衆トイレを作るいただいても管理メンテナンスの費用も。。。
いろいろありまして実現できていません。
きっと良い案はあるはずです。。頑張ります。

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