おかみさん手帖
6.132014
満開
どくだみの花が、あちらこちらで満開です
白い花が、可愛らしい。
滋賀に嫁いで、初めて目にしたのですが、実家では “ どくだみ茶 ” も、飲んでいたことがあるので
耳慣れていました。
5才の息子は、虫に刺されて痒いとき、どくだみの葉をちぎって、モミモミして痒い部分に
擦り込んでいます。
『毒矯』と、書かれていたらしく、『毒を抑える。』と、言う意味だそうです。
『矯』って、歯の矯正でよく目にするけど、曲がったものを正しく直す。らしいので、
毒に侵されているのを正しく治してくれるって事か?
さて、どくだみが生い茂る 5~7月、長男は爽やかに自転車に乗って、
1つ年上のご近所さんと、小学校のグラウンドで指導してくれる陸上のスポ少に。
水曜日、自転車に乗ろうとしたら、パンクしていた
マメな方は、自分で修理するそうですが・・・
自転車屋さんにお願いしに行き、「ここに、金属らしくないものが突き刺さってるんですよね~」と、
指差すと、速攻 「バラの棘やな~。よくあるんやわ」と、のこと
恐るべし、美しい花
ゴツゴツしたタイヤまで貫くとは!
この季節、カエルを避けながら車を運転している私。
いくら視力の良い子供に、バラの棘を避けながら自転車に乗るように言うのは無理だ。
最初は、グネグネとイキッて(大阪弁=調子こいて・いちびって)自転車こいでパンクさせたのだと
濁っている私は、ピュアな子を怪しんだりしてしまっていたもんで、
今頃遅いのですが、精一杯優しく、バラの棘が体に刺さらないように注意をするのでした。