タタラ成形 – 5寸さかむしり皿の作り方

輪っかで形を揃える

コーヒーのソーサーや取り皿に便利なお皿の作り方です。

クッキーを焼く時みたい…。
左の鉄の「輪っか」で土の形を揃えていきます。

(厚みが揃った土の板を製品の大きさに揃える為の道具です。)

技1

かなり使い込んでいますが、まだまだ現役。
(土で出来ています。)

造り易いように色んな「技」があるのが見て解ります。

技2

ここが「ポイント」全て「輪っか」で土をで抜くのではなく、
半分だけ…跡を付けます。

半分だけ跡を付け半分裂いて手作りの「技」を入れていきます。

追伸-さかむしり皿

庄左エ門窯では裂いた面を製品の下にするという約束があります。

この製品は約束とは逆の面を上にしている為、さかさのむしり方の皿「逆むしり皿」と命名しております。

ハンコ(松庄)

最後にハンコをして淵を少し水でなめし見る見るうちに製品になっていきます。

職人技です。

焼成そして完成

ページ上部へ戻る